弊社では、長年にわたって培った押出成形技術により、製造過程で生じるパイプ内部の残留応力を最小限に抑えることができ、 パイプの変形や割れのリスクを軽減させた押出成形が可能となっています。
また、押出成形の特徴である、同じ断面の成形品を長尺で得ることで、『低残留応力長尺パイプ』の成形を実現しています。

地球深部探査船「ちきゅう」に搭載されているコアリングシステムに、長さ10mの低残留応力長尺パイプをご使用いただきました。

※地球深部探査船「ちきゅう」は、国立研究開発法人海洋研究開発機構（JAMSTEC）が所有する科学掘削船です。

低残留応力長尺パイプは、地球深部探査船「ちきゅう」で行うコアリング作業において、コア（地質試料）を貯めるインナーチューブとして使用されています。
低残留応力により、パイプを縦にカットしてコア採取を行う際にも、内側への食い込みが抑えられ、安定した採取作業が可能です。

採用サイズ：PC Φ71.4ｘΦ66.2ｘ10000L

透明品は元より、各種カラーバリエーションにお応えいたします。
長尺パイプに関するご質問やお見積り依頼は、お問い合わせ下さい。

弊社ではPCナチュラルパイプを含め“綺麗な押出製品”をキーワードに取り組んでいます。