『もみじ』、『クワガタ』に続く、高難易異形押出は、ポリカーボネート製の『カマキリ』です。 自社にて製品設計から金型設計、金型製作(一部、除く)、押出成形の一貫生産により、生みだした異形品です。 射出成型と違い、連続して押し出される為、長尺品の何処を切断しても同じ断面形状になります。
まずは製品のモデルをCAD図面で描き、そのモデルから金型設計を行います。 設計後、金型の形状や押出条件を流動解析によりシミュレーションし、問題点を洗い出します。 必要に応じて解析を繰り返すことで、金型設計の最適化を図り、異形品完成までの調整期間を短縮します。 画像は断面比較の一例です。 ■左図:CAD設計断面 ■左下図:流動解析断面 ■右下図:製品断面
カマキリは、人間にとって有益な昆虫の一つとされており、農家では農薬を使用せず害虫駆除を実現するカマキリ農法という方法があるそうです (害虫を食べることで農業に貢献)。
各種エンプラ・スーパーエンプラの複雑断面異形押出が可能です。 サイズや形状については、お問い合わせ下さい。 弊社では各種エンプラの“綺麗な押出製品”をキーワードに取り組んでいます。